(2016/7/12 イラスト修正)
Re:ゼロから始める異世界生活 第15話「狂気の外側」を視聴。
最近、リゼロのアニメを見るほどに原作を読みたくなる一方の管理人です。
悲劇が続いているからなのか、このループから抜け出すことを願わずにはいられない。
しかし、今回で屋敷の襲撃者の正体「魔女教」を突き止め、それを統括している人間であるペテルギウス・ロマネコンティを知れて一歩前進といったところだろうか。
しかし、このペテルギウス正直キモイね(直球)
怪しさ満点の魔女教を率いているから、そのキャラとしては最適だけどキモイ。
そして、スバルの受難の続く。ハッピーエンド大好きな僕からしたら、ここが我慢のしどころ。
今回だけで、レムりん他大好きなキャラが2度も死んで、僕の精神も死にかける。
この辛く苦しい期間を乗り越えたら、明るい未来が待っているんだよね!! 僕は今それだけを希望に見続けている。
(イラストは記事の一番下に掲載!)
エミリアの隠し玉?
前回はレムが殺されたところで引きだったわけだが、そこから続く今回の話で、屋敷内ではラムを含めて全ての人間が死んでいた模様。
【リゼロ】14話感想 スバルの暴走再び!レムの最後が切なすぎる!
ラムとかが死亡したのもショックだったけど、そのラムが抱えていた子供・ペトラの目ん玉がくり抜かれているのも衝撃が強かった。
スバルが屋敷に入った瞬間は、床とかも一切汚れてないから「もしかして助かったのか?」と考えて油断してしまった。
しかし、なんでペトラの目玉がくり抜かれているのかは疑問に思った。他の人間はくり抜かれていなかったのに、子供の目だけ集めているとか?
魔女教なんて怪しすぎる宗教だし、「子供の目玉は(なんかの儀式に)貴重!」的なこともありそう。あるいは、ただたんにメンバーの誰かの趣味とか。
そして、ラムたちが死んでいた部屋から、その奥へと続くおびただしい量の血痕。
まぁあの映し方からいって、エミリア一択になるんだけどな!!
その血痕は、本棚の裏へと繋がる隠し通路に続いていて、その通路は全て氷漬けになっていた。
もしかして、これがエミリアとパックの最終手段というか、隠し玉なのかな? 腸狩と戦っているときもパックが「危なくなったら、うんちゃらかんちゃら」みたいなこと言ってのもこれを指していたのか?
しかも、このときに一番びっくりしたのが、その隠し玉に巻き込まれて死ぬスバルだよ!
魔女教ともども氷漬けでジ・エンド。それだけ強力な技だったってことなんだろう。
しかし、だからこそ、あの扉の奥で何が起こっていたのかを知りたくなる!
ドアノブに触れただけで指が落ちるって相当でしょ……エミリアたんとパックやべぇ。
そして、この凍死するスバルに語り掛ける「もう遅すぎたんだよ」という謎の(というか、パックの?)声。
それは一体どういう意味なのか? 助けにくるのが遅かったってことなの?
それともう一つ気になったのが、このときロズワールの姿が見えないんだけど、彼はどうしたの?
僕の中では未だにロズワールを信用しきれてなくて、「もしや、ロズワールもこの一件に一枚噛んでいるんじゃ…」と思わずにいられない。もし違ってたらすまん、ロズッチ。
もう気になる所が多すぎて、原作をAmazonでポチりたいです、先生!!
あああああ、原作読みたい原作読みたい原作読みたいいいいいぃ!!
ふぅ……
スバル君、狂気状態で再スタート
氷漬けになったスバルは死んで再スタート。そのスタート地点は、エミリアと決別した後であり、レムとのデートに出かけているところからだった。
それにしても、またセーブポイントがリンガ売りのおっちゃんの前って、なんか意味があったりするんだろうか。そんな風に勘ぐっちゃう。
そのときのスバルはもう精神の限界。普段なら、「レムりんに抱き付いてるスバル君死刑」と茶化す僕も、あんな惨事のあとだから冗談も言えない。
自分の選択があれを引き起こしてしまったと見せつけられたら、そりゃあこういう風にもなるだろう。
しかし、スバルがこの街で大人しく待っていても、屋敷の惨劇は防ぎようがないよね?
一体、どうすればいいんだ?
ここはスバルのマブダチ(仮)の剣聖ラインハルトに助太刀を乞うとか、周りの人間に力を貸してもらうとか?
すぐさま屋敷に連絡して迎撃態勢を整えてもらうとか?(このときから襲撃までって少し時間があったような気もするし)
力がないってのはもどかしいね。俺TUEEEだったら、ここで一刻も早く屋敷に戻って無双という手がとれるけど、生憎スバルにそんな力はない。
だからこそ、物語が面白くなってるんだけど、先に惨劇が待ち受けているのがわかっているから、現状打つ手がないっていうこの状況が非常にもどかしい!
しかも待ち受けるペテルギウスはキモイ上に強いし、それに従う信徒も命を捨ててかかってくるし、狂信者やべぇ。
(何度でも貼りたくなるインパクトを持つペテルギウス、強い)
そんな中でも狂ったスバルを手厚く保護してくれるクルシュ様とフェリスが頼もしい。
でも、狂った精神を治すことはできず、レムはスバルを連れて屋敷に戻ることに。
レムからしてみれば、魔女の香りが一段と強くなってるから、一応策があっての行動だったけど、再スタートは序盤から行動が変化している。
スバルがクルシュとエミリアが結んだ契約を独断で破ったこともなくなってるから、この場合は契約が続いていると考えてもいいんだろうか。
レムとスバルが屋敷を離れる際も、クルシュがエミリアに伝言を残しているし。
そして、クルシュからの問いに、着飾らずに「特別だからでしょうか」と答えるレムりんは超天使。
ああ、レムりん可愛いよ。もう彼女の倒れる所を見たくない……
見たくないのに……おのれ、ペテルギウスと魔女教!!!!!! 僕のレムりんをよくもやってくれたなああああぁあぁぁ!!!
あと本当にスバル君、お願いだから早くレムりんを救ってあげて。スバルをここまで信頼している彼女に報いてあげて。
特別な相手だから命を賭ける
そして、このレムの行動が前回との物語に差異を生む。
屋敷に戻る途中で、魔女教に襲撃。魔女の香りが残るスバルは攫われてしまう。
というか、魔女の香りって他の人間にも感じることってできたんだ……それとも魔女教の人間だからそれに気づいたのか。
どちらにしろ、魔女教に興味をもたれてしまったスバル君、不運としか言いようがないね。
そして、魔女教の大罪司教、怠惰担当のペテルギウス・ロマネコンティとの出会い。
この圧倒的なキャラの存在感からいって、2クール目のラスボスはこいつなのだろうか。OPでも出てたし。
それと怠惰担当ということは、他の6つの大罪にもそれぞれ司教がいるってことかな。大罪で思い出すのは「鋼の錬金術師」だけど、どいつもこいつも厄介そうな相手なんだろうな。
もうこいつの同僚とか考えるだけで、まともな人間がいないと思えてしまうし。魔女教、なんて狂った組織なんだ。
そもそも、魔女教は何が目的なんだろう。やっぱり、魔女教っていうくらいだから、魔女の降臨でも願っているのかね。その際はエミリアが生贄とか。
で、ここで気になる単語が一つ!
魔女教の指す「試練の日」ってのが何なのか。また気になるワードが一つ増えてしまった。
そして、ペテルギウスが持っていた福音書の存在もまた気になる。魔女教に属している証みたいなものか。中身に何が書いてあるのか。
そんな気になるところ満載なペテルギウスだが、スバルと全くの関係がないからこそ、色々と現実を突きつけてくれる存在でもあった。
あなた……なぜ壊れたフリなどしているのですか?
あなたの狂気は正気に過ぎる。そんな賢しげに大人しく同情を買うように振る舞うなど、狂気に対して失礼というものです。
出来そこないの狂人の演技です。本気で振る舞うのであれば、他者の目など意識してはいけない。
キラっ☆彡
こんなふざけたような奴だが、それでも強いうえに、ずばずばと言葉の刃をぶっ刺してくれる重要な存在に思えた(僕個人としての感想です)
レムを触らずして殺して見せた、怠惰なる権能「見えざる手」。これってOPのときに、エミリアを包むもうとして黒い手のことを指しているんだろうか。
しかし、めちゃくちゃ強くない? レムを瞬殺って、ロズワールとかと同等のレベルとかだろうか。もう疑問が湧きまくって大変。
見なさい、見るのです。
あなたの行いの結果です。
あなたは何もせず怠惰であった。それ故に少女は死んだのです。
あなたが殺したのです。
そして、この言葉もね。殺したのはペテルギウスだけど、スバルにとっては最も突き刺さったと思うんだよね。自分でも「あんな行動をとらなければ」という後悔があったはずだから余計に。
ここでスバルが怒りを発露させたのも、無気力状態から一歩前進したと思う。
ペテルギウスじゃないけど、「良い顔になってきたねぇ、スバル君!」とゾクゾクした。後悔してもしきれない過去を経て、元凶となる敵を見据え、怒りを燃やす。
これがどういう方向に向かっていくのかわからないけど、良い感じにストーリーが燃え上がってきたよ!!
そして、スバルの正体が見極められないペテルギウスは、スバルをこのまま放置する。
もしこの状態で助かったのならそれも良し。死んでしまったならそこまで。
なんというか宗教っぽい(魔女教だから当たり前かもしれないけど)。
で、ここからの展開がまた泣ける……
全身をへし折られたはずのレムが、その体を引きずってスバルのもとへと這いずっていき、最後の力を振り絞って錠を破壊してくれる。
「生きて下さい……」の言葉と共に。
レムりんのメインヒロイン力は留まるところを知らない。こんないい女に太刀打ちできるヒロインなんているのか!?
エミリアたんは息をしているのか!?
そろそろカッコいいところが見たいよ!(まとめ)
そして、息を引き取ったレムを連れ、屋敷に戻ったスバルが見たのは、天候さえも変えてしまうパックの真の力。
さすが大精霊様! でも、この事態が起こったということはエミリアも死んでしまったということなんだろう。
その余波を受けてスバルもまた死亡。そして、また果物屋の前から再スタート。
しかし、今度のスバルは目つきが違う。
いいね、いいね。腑抜けた面より全然いいよ!! さぁバッドエンドを盛り返していこうよ!!
と盛り上がったところで今回は終了。また1週間も待つのがつらいです……
(イラストはここに掲載⇒ペテルギウスはそのうちフルボッコされることを願ってる)
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