(2016/6/27 イラスト追加)
Re:ゼロから始める異世界生活13話「自称騎士ナツキ・スバル」を視聴。
最初からバチバチとぶつかり合う王選候補たちが嫌いじゃない。そして、やっぱりプリシラ様の小間使いになりたい。
にしても、王宮だけあって偏見というか、エミリアの嫌われようも中々激しいものあるようで、これからも前途多難な様子がありありと感じられる一幕だった。
そんな場所で一人空回るスバルの姿はとても痛々しい。
こんな従者いやー!! なんか久々にスバルを見ているのが辛くて仕方がなかった。
おかしいな……ちょっと前までカッコいいとか思ってたのに、勘違いだったのか。
(イラストはまた記事の一番下に掲載)
個性豊かな王選候補
王選候補者は癖の強い人しかいない。間違いない。
そんな彼らの性格は、その宣誓からも何となく知ることができる。
まず、プリシラ・バーリエル。
王選など無意味じゃ。童こそ王たるにふさわしい。貴様らはただ平伏し、付き従うだけでよい。
傲岸不遜。その態度だけは既に王と言っても過言ではない。
でも、これ付き従う方からしたら、「てめえ、ふざけたこと言ってんじゃねえ」て反発もありそうだけど、それも何とかしちゃいそうな雰囲気を持ってる。
物怖じせず、先頭を歩いて強引にでも道を作り出してしまいそうな覇王。
そして、僕が一番お仕えしたいのがこの方。可愛い。
次に、クルシュ・カルステン。
私が王になった暁には、竜にはこれまでの盟約は忘れてもらう。新竜王国ルグニカは竜ではなく、我らの物だ。
これって「宣言するのは大丈夫なの?」と思わず心配してしまう内容だけど、同じく「竜をぶっ殺す」と呟いていたロズワールとちょっと近しいものを感じる。
まぁ一方は完全に存在を消し去ろうとしているけど(笑)
クルシュはなんだか委員長タイプっぽい。正しいことを求める、みたいな?
でも、過ちがあったら素直に謝罪もできる懐の広さがあるから、王になったら国が安定しそう。
プリシラは戦乱で力を発揮しそうなのに比べて、クルシュは太平の世で活躍してくれそう。
そして、この陣営についたら、もれなく騎士フェリスがついてくる!!
可愛い……だが、男だ。それでも可愛い。僕は男の娘の趣味とかないけど、フェリスは可愛い。そんなフェリスにコロッと騙されるクルシュも可愛い。
あとここにヴィルヘルムという最強そうな爺もいる。ここの陣営、完璧な布陣すぎない?
エミリアたんにちょっと人材分けてあげて!
次にアナスタシア・ホーシン。
ウチは欲深やから何でも欲しい。商売でいくら成功しても満たされへん。ウチはウチの国が欲しい。
ザ・商人。アナスタシアが王になったら、経済が発展しそう。そして、出費の大きい戦争、あるいは金喰い虫の騎士団とか必要最低限になりそう。
開かれた国になって、戦争するにしても金の力で戦う前に屈服させそうな雰囲気。
そういえば、この世界って戦争とかないのか?
あともう一つ疑問だったのが、この王選候補に付き従う騎士はどういう選ばれ方をしているんだろう。フェリスとクルシュはまぁ昔から仲良いとかそんなのらしいけど、プリシラとアナスタシアが気になった。
次に、エミリア。
私の望みは一つ。ただ公平であること。全ての民が公平である国を作ることです。
王選候補の中では、めちゃくちゃ真っ当。でも、今までのがパンチ力がありすぎて霞んでみえる。エミリアたん、頑張れ!!
自分の出自も関係してそうだけど、周りの人を気遣うエミリアらしい宣誓。
でも、王になったら些細な事も悩み過ぎて大変そう……戦争とかでは人の良さに付け込まれて裏切りとかくらいそう(おい
ただでさえ、スバルという暴走機関車がいるのに、さらに謎なロズワールが怖い。
誰かエミリアのためなら喜んで身を差し出すような有能な騎士様を準備してあげて!!
スバルがいるって? 僕が探してるのは有能な騎士様だから!!
最後に、フェルト。
アタシは貴族が嫌いだ。アタシは騎士が嫌いだ。アタシは王国が嫌いだ。何もかも全部嫌いだ。だから、全部ぶっ壊してやろうと思ってる。アタシが王様になったら全部ぶっ壊してやる。お前らまとめて叩き落して、この国の風通しを少しは良くしてやろうってんだ。
最も過激な発言ではあるが、貧民街からここに立ったフェルトらしい。
しかも、そのフェルトを支えるのが、剣聖と呼ばれるラインハルト。手際の良さも鑑みると、中々侮れない陣営。
あとフェルトのどや顔が可愛い。
というか、この王選候補の中でどう考えてもエミリアの陣営が不安定すぎる。さすがメインヒロイン(仮)。
そして、ここから始まる国盗り合戦。
王選候補を選んで、イチャラブできるギャルゲーはよ!!
ちなみに、そのゲームができたときの戦力の参考資料を置いておこう。
クルシュ様も中々強いぞ!! 一方、フェルトは……でも彼女は将来に期待できるはず。
スバル君、ここでも暴走
白熱する王選候補の争い。そこに水を差すKYスバル!!
イタいイタい!! このポーズからして、めちゃくちゃイタいよ、この子!!
エミリアを思う気持ちだけは人一倍だけど。そのために頑張ってきたのはわかるけど。
ユリウスと相対したことで、スバルの小ささが際立つこのシーン。
ユリウスって初見のときはちょっと嫌な奴なのかと思ってたけど、そうでもないらしい。感情的になることもなく、スバルに諭してくれてるし。
僕の中でのユリウス株が急上昇した。逆にスバル株は急落。
最後の騎士を貶めようとする発言も完全に負け犬の遠吠えだった。
それに、親の七光りだなんだというのも所詮ネットで知ったことなだけで、実際がどうかもわからないしね。少なくとも、ユリウスはその程度の煽りで揺るぎもしないし、スバルは完敗。
この発言はかなり醜かった。スバルとしては何とか張り合いたかったのかもしれないけど、相手が悪すぎた。
そして、エミリアの従者じゃない発言を受けたスバル。
駅のプラットホームだったら、絶対電車に飛び込んでた。
そして、この後に待ち受けるスバルのフルボッコタイム!!
これまでは命を削るような場面に遭遇してきたスバルだけど、ここからは精神を削られる場面の連続だった。叩きのめされ、削られ、へし折られる精神。
エミリアとの別れ
フルボッコタイムのあと、さらに追い撃ちがかかる。
これまでの行動を全てエミリアのためと言うスバル。しかし、それを「一度だってお願いしていない。全部自分のための行動だ」と指摘される。
その後、スバルはエミリアを助けようとする理由について話すんだけど、1周目の記憶がないエミリアにとっては、スバルの言ってることが意味不明なのか。
確か、最初の死のループから抜け出したときは、エミリアと初めて会ったのが貧民街に入ってからなんだっけ?(合ってる?)
だから、チンピラに絡まれたときのやり取りも起こってないから、エミリアは全く覚えがない。
で、肝心の死に戻りについては喋ることができないから、黙らざるを得ない。
スバルにとっては、あの窮地で手を差し伸べてくれたエミリアが本当に嬉しかったんだろう。それは命を何度かけてもいいくらいに。
この一連のシーンは、スバルがめちゃくちゃみっともないしカッコ悪いけど、僕は不思議とあんまり嫌いじゃなかった。
全部、全部、全部、俺がいたおかげで何とかなった。お前は俺に返しきれないほどの恩があるはずだ!!
恩着せがましい言葉の数々も、今までスバルが心の奥底で思っていたことで、それを全て吐露するのも人間臭くて良い。ウザいのは確かだけど、見返りを求めずにいられる人間とか早々いないしね。
でも、その見返りを求めずにいられるハーフエルフが目の前にいるという……エミリアたん聖人説。
このどん底から這い上がってこその主人公(まとめ)
もうとにかく底辺にまで落ちきったスバル。
最初からかなり地の底にいた感じはあったけど、底はまだまだ下にあったみたい。
今回はその底のさらに下へ落っこちたけど、ここから這い上がるからこそ面白いんでしょう?
その落差が大きければ大きいほど、盛り返したときの爽快感は凄そう。
だから、今の僕は続きが気になって気になって仕方ないよ!!
むしろ、まだまだ落ちていってくれても構わないよ、ナツキ・スバル!!
あと最後のエミリアの「特別」って言葉とスバルにとっての「特別」は、ちょっと意味が違うのかなって思った。甘酸っぱい青春ですね。
もうリゼロの面白さが止まらない。次回も期待。
イラストはちょっとドラクエ風にした。
過去の感想はこちらから。
【リゼロ】12話感想 レム⇒スバル⇒エミリアの構図に胸が痛む。あとようやく物語が動き出した。 - いつまでも夢見る少年でいたい
【リゼロ】11話感想 メインヒロインのレム、男前なスバルにデレる。 - いつまでも夢見る少年でいたい
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