(2016/6/13 イラスト追加)
Re:ゼロから始める異世界生活11話「レム」を視聴。
前回はスバルの呪いを解くために呪術師を倒そうと、レムが単独で魔獣の森へ行き、それを追いかけたスバルとラムが共にピンチに陥っていた。
で、今回はそのピンチからどう切り抜けるのかが注目されたわけだけど、その前に……
ラムさん、ポンコツメイドとか生意気言ってマジすいません!!
幼い頃は神童と呼ばれるくらいの才能に恵まれて、将来を期待されていたラムさんがそこにはいた。
幼女ラム強い……あと可愛い。
(でも今回のイラストはレムを描く!⇒イラストは記事一番下に追加)
優秀な姉と比較されるレムの悩み
今でこそ、レムの方が何でもできるように見えて、優秀な妹とダメな姉という構図が出来上がっているが、昔は全くの反対だった二人。
そして、両親も優秀なラムとの双子であるから、きっとレムも凄いに違いないと期待をかける。それがとんでもないプレッシャーになっているとも知らず。
さらに両親でこの期待のかけようだから、周りの人間はさらに凄く、中には「一本角でこの力なら、もし二本角で生まれていれば……」とレムの心を抉る一言を漏らしたり。
それを聞いたときのレムの心境を考えると胸が痛い。
優秀な姉が誇らしい一方で、みじめな自分が情けなく、いつも比較の対象とされ「なぜ姉にできて自分にできないのか」と悩み、何でもソツなくこなす姉に劣等感を抱く。
それでも、優秀な姉はいつも自分を気にかけ優しく接してくれる。まさに完璧な姉だった。
だからこそ、ラムが角を失ったときに安堵してしまうレム。
でも一方で大好きな姉でもあったから、そんな気持ちを抱いてしまった自分が許せず、力を失ったラムの代わりを全て自分ができるようになろうと決意し、今に至る。
この過去の話を知って、ラム……いやラムさんには謝罪の言葉しかない。
まさかここまで完璧なお姉さんだったとは知らず、ラムのことを好き放題言ってしまっていた。
で、ここで疑問に思ったのが、これだけ優秀なラムがポンコツなメイドとか違和感しかないわけで、本気を出したらレム以上の働きができるのではないかということ。
でも、レムのことを考えて、わざとダメな姉を演じているとか?
それとも家事全般は本当に不得意なのか?
それとも角を失ったことで色んなことができなくなってしまったとか?
あとこのラムの角を切った人物って何者で、どういう経緯を辿って双子がロズワールの元に渡ったのか気になる。
というか、これやったのロズワール?
ラムの攻撃を受けながらも死んでおらず、一瞬のスキをついて角を折るなんて、並の人物ではできそうにないし。
でも、もしそうなら、村を焼き払った人物にずっと仕えるなんておかしいし……よくわからんのだが!!
スバル、漢を魅せる
そして、話は過去編から現在に戻って、絶賛大ピンチのスバルご一行。
どうやら、スバルは前回のチャンスを逃さずにレムの鬼化を止めることに成功し、そこからなんやかんやあって、呪術師の前から逃げ出せた模様。
しかし、未だ結界の外に出ることは叶わず、ピンチなのには変わりがない。
そこでスバルは自分が囮となり、双子を逃がす作戦を立てる。
そんなスバルに、どうして(見捨てたがために傷だらけになってしまったのに)そこまで身を挺して助けてくれるのかと疑問に思うレム。
それに対して、スバルは「人生初のデートの相手を見捨てるようなことはできない」と答える。
レムが恋に落ちた瞬間を目撃してしまった!!
スバルもこのシーンは中々カッコよかった。普段の言い回しは鼻につくことが多かったけど、ここはシンプルな感じで凄く好き!
いいよ、スバル!!
そして、双子を逃がして一人魔獣の親玉と対峙するスバル。
でも、禿げた子犬が本気出したら、人間の3倍以上のでかさになった。スバル君、終了のお知らせ……かと思いきやBGMが流れ始め、このままでは終わらない。
ここで一番危惧されたのが、なんかわからないけど秘められた力が解放されて俺TUEEEになること(少し前に放送されたゴブリンが超強いアニメ「灰と幻想のグリムガル」では、主人公が謎の力を解放してボスを単独で撃破するというなんの感動もないラストを飾ったのを思い出して)。
しかし、この物語はそんなことはなく、唯一使える魔法「シャマク」で目くらましをかけ、その隙をついて一撃を加えるもそう簡単に敵が倒れるはずもなく、今度こそスバル君ゲームオーバー……かと思いきや救世主ロズワールが登場。
この人、やべえよ。だって、散々手こずった魔獣を炎の魔法で一網打尽。
今までのスバルや双子の苦労はなんだったのかと思えるほどの実力の持ち主だった。
これほどの実力があれば、隙をついて鬼の角を折るのも容易そう(未だに犯人と疑ってる)
双子の過去でも、炎を背景にした人物が犯人だし。
メインヒロイン交代のお知らせ(以下、レムばかりの画像です)
このロズワールの力もあって、無事魔獣を倒し、双子を助けることにも、また自分の命を救うこともできたスバル。
そして、そのスバルが生きていたことを泣きながら喜ぶレム。これはメインヒロイン。
その後、気を失ったスバルはまた屋敷で目を覚まし、そこでレムの心情を知る。
そんなレムに対して、「角があるとかないとか、そんなことを気にしているのはレムだけだぜ? ラムにないものがレムにはある。レムは優しくて努力家で、一生懸命で、あと胸がラムより大きい!!」と励ますスバル。
喜んでいいのか、それともセクハラを怒るべきか、複雑そうなレム。可愛い。
そして、さらにスバルは言葉を続ける。
お互いに寄りかかりながら進めばいい。
笑いながら肩を組んで、明日って未来の話をしよう。
俺、笑いながら鬼と未来の話をするのが夢だったんだ、と。
そして、泣きながら笑うレム。その顔が幸せそうでほっこりした。
これはメインヒロイン決定でしょ? エミリアたん、あなたのところのメイドがヒロイン競争で単独トップに躍り出てますよ!
そろそろハーフエルフの本領を発揮しないと!
R・O・K(レムリンは鬼可愛い!)まとめ
もうレムりんが笑ってくれたから、全てOK!!
ぶっ殺された過去もキレイさっぱり忘れよう!!
鉄球でぐっちゃりされたときが懐かしい。殺人鬼からメインヒロインに昇格したレムりん、おめでとう!!
あと結局、呪術師の親玉は見つけられず真相は闇の中へ。
本体は村人の子供で唯一見つからなかった子のようですね。誰も彼女の名前を知らなかったのもありますし、今後もまた姿を変えて登場するかもしれない。
そしてもう一つ気になったのがロズワールの目的とラムの言葉。
「この身はあの炎の中からずっとロズワール様のものです」ってこれもどういうことなの?
ロズワールがあの双子のピンチに颯爽と現れ助けた、というのが今のところ一番ポジティブな予想。
そして、竜殺しを望むロズワール。
エミリアを取り巻く環境も複雑だし、色々と気になる事多すぎ!
ヒロインの座を危ぶむエミリアとデレたレム、つまりデレム。
今後はエミリアのヒロイン力も期待したい!
最新記事:
【リゼロ】21話感想 白鯨討伐に成功!スバルとレムはキスするかと思ったわ!
関連記事:
【リゼロ】12話感想 レム⇒スバル⇒エミリアの構図に胸が痛む。あとようやく物語が動き出した。
【リゼロ】10話感想 ラムの少し抜けた所が可愛い。一方、スバルはまたもや命の危機!