くまみこ7話「キカセ」を視聴。
今回は、マチが炊飯ジャーを使用するお話。
マチの住んでいる場所は山奥にあり、調理や風呂をわかすときに使用できる燃料は主に薪。
その薪も毎回使用するとなると消費も激しいわけで、マチは学校から帰ってきたら薪を割るという行為が習慣となっている様子。
それをマチは幼い頃からずっとやってきており、黙々と作業を行うマチに、ナツから「重労働に加え、時間がかかる薪でなく、電化製品(炊飯ジャー)を使ってみないか」という提案がされる。
しかし、知っての通り、マチは電化製品を苦手としており、これが一つの事件を巻き起こす。
マチ、初めての炊飯ジャーで火事を起こす
ナツの提案を受け、色々言い訳を並べて逃げようとしたマチだったが、現物が既にここにあるということで逃げ場を失い、しぶしぶ炊飯ジャーを使用してみることになる。
その炊飯ジャーは良夫が電気屋さんからの伝手でもらってきたものらしいのだが、見るからに最新版の炊飯ジャーであり、一体どのような経緯でもらうに至ったのか気になった。
が、今はそれは置いておくとして、その炊飯ジャーを前にしたマチはというと……
電化製品の圧倒的ボタンの多さに呑まれていた!!
ただ、ジャーの蓋を開けるだけなのに、どこのボタンを押せばいいのかわからない。
僕も、さすがにジャーでこんな事態に陥ることはないにしても、他の電化製品とかでスタイリッシュなものになると、電源がどれか分からないという経験をしたことがあるだけに、マチを笑ってもいられない……
そして、それを見かねたナツが蓋を開けてくれたので、今度は内がまを取り出してお米をセットする必要があるのだけど、
感電対策のために、菜箸で内がまを取り出すマチ。
マチの中で電化製品というのは四六時中、電気が流れていて、直に触れてしまえばビリビリと感電してしまうというイメージがあるらしい。
ナツが「感電しない」と教えてもそれを信じられず、お米と水を入れた内がまを再度菜箸でジャーへセットしようとする。
ただでさえ運びにくい内がまなのに、そこに米と水が入った状態でこの運び方。無謀すぎる!!
無駄なハラハラを感じさせてくれるマチの行動好き。
そして、その後は予想通りの展開に。ジャーまでたどり着いたマチは、あとはそのまま降ろすだけという一瞬の安心感から気を緩めてしまう。
その気の緩みが命取りとなる。
ああー! せっかくのお米がああ!
さらに不幸は続き、この飛び散った米と水がコンセントに直撃し発火。
マチはただ炊飯ジャーでご飯が炊きたかっただけなのにッ!!
ナツはマチが楽になれるようにしたかっただけなのにッ!!
くっ……なぜこんなことになってしまったんだ!! マチはまだ電化製品のボタン操作もしてないのに!!
というか、よく考えてみれば、マチは火事になるまでの間に一度も電化製品に触れてないっていうね……なのにこんなことになってる。
マチの電化製品との相性は悪いってもんじゃない。
あと火事が起きたとき、マチの家って木造だからよく燃えそうだなと思った。
この炎の上がり具合からみて、二人では対処できないんじゃないだろうかと思ったけど、そこはナツが機転をきかせて消火してみせたのか。
とりあえず、マチには内がまを取り外せば、電気でビリビリになることはないということを体験してもらうところから始める必要がある。
まぁこんなことになって、マチが再度炊飯ジャーに手を出してくれるかどうかが問題だけど。
結局、マチはご飯を炊くのもいつも通りの火力に頼り、炊飯ジャーで唯一無事だった内がまを直火で熱するという方法で乗り切った(この方法って問題ないんだろうか。凄く気になった)。
で、普通、こんな使い方する人なんていないだろうと思って、軽い気持ちでググってみた。
炊飯器のお釜はガス台に乗せて火をかけてもいいものなのでしょうか?実... - Yahoo!知恵袋
すると、存在したッ!! まじかよ……
世界は……いや日本ですら広いな。でも、本来の用途からは外れているから、良い子の皆は真似しないように。
マチが文明の利器を使いこなせる日は来るのだろうか(まとめ)
炊飯ジャー一つ使いこなせないマチにとって、電化製品で溢れかえっている都会は危険すぎる。
でも、使えるようになったらこれほど便利なものはない。
マチもいつかそうなるといいね。
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