ひどい風邪を患い、2日間寝たきり生活を送っていた。その間、本当に食欲が出なくてパンを一かじりとか、飲み物でしのぐとか、ゼリーを流し込むとかでなんとか乗り切った。
体調が徐々に良くなり始めると、それに伴って空腹度も半端ではなくなっていき、ご飯が炊ける間はずっと腹の虫が鳴りっぱなしだった。
そのときはまだかじり続けていたパンも残っていたのだけど、不思議とそれを食べたいという気持ちにはならず(というか、何としても米が食いたかった!)、腹のBGMを聞きつつじっと耐えていた。
米と味噌汁の味に感動
やっぱり米と味噌汁のコンビは最強!
手作りの握り飯を一口ほおばって、そこに熱々の味噌汁を注ぎ込んだとき確信した。どこかほっとさせてくれる味だと思う。
握り飯をかじり、また味噌汁をすする。味噌汁は市販のお湯を注ぐだけで出来上がる即席のものだったけど、それでも十分だった。
そのときの気分を動画で表すなら「あさげ」のこのCM。
無言で食す。
とにかく美味しかった。ご飯が胃にどすんと落ちてくる感覚とか、鼻孔をくすぐる味噌の香りとか、握り飯と味噌汁から感じる全てを味わい尽くせたような気がした。
空腹だから旨さも倍増!
その要因としては2日間の空腹が大きかっただろう。
空腹のときってなんでも美味しいと感じると言うし、握り飯と味噌汁というよくある組み合わせも普段なら「なんかもう一品おかず欲しいな」と思ってしまったはず。
味噌汁と米だけでも食べられないことはないけど、なんかバランスに欠けている気がしてしまうからだ(これはきっと家庭科で習った主食主菜副菜のせい)
しかし、2日間ロクな物を食べられなかった僕は、この2つの組み合わせだけで最高に幸せな気分になれてしまった!
日本人に生まれてきてよかった。お米大好き。お味噌大好き。
(ご飯以外とかで、嫌なところもなくもないけど)
概ね、アイ ラブ ジャパン!
一日経ってから鍋食べに行って、さらに食事を堪能した(まとめ)
この世には美味しいものが溢れているんだ!!(今更)
鍋の最後に食べた締めのおじやが、これまた別格で「米スゲー! 鍋スゲー!」という感じで食事会は終了した。
でも、この感覚もたぶん一週間しないうちに薄れていって、また慣れていってしまうだろう。
かといって、体調を崩して味わった空腹を意図的に行うようなことはしたくないので、せめてもの記録としてブログに書いておくことにした。
握り飯と味噌汁、大変美味しかった。
米と味噌を作り出した人々に感謝したい。

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