見ない見ないと言っておきながら、実際放送が始まると気になって見てしまいました。
役者さん(+芸人さん)は頑張っていたとは思いますが、どうも違和感が拭いきれませんでした。
理性が働き馬鹿になれない
原作からして大量のエロシーンが盛り込まれているので、ドラマでも当然肌色成分が多くなっています。
なんかテレビで手ブラしている映像とか久々に見た気がしました。最近、そういう方面も厳しいですし、こういうのは深夜ならではといった感じ。
しかし、漫画やアニメでのそういったシーンに拒否感みたいなものはありませんでしたが、ドラマとなりいざ実際の人間が演じるとなると、どこか引っ掛かりを感じてしまいました。
これは実写となりリアルに近づいたせいで、考え方もそちらに近づいてしまったからかもしれません。
実際、ガクトたちが食堂にて女子を観察するシーンは、「あれ……これはキモイな」と冷静にしか見られませんでした。
アニメではまるで彼らの一員になったような気分で(彼ら側に立って)気持ちを同じくしていましたが、ドラマではそんな彼らを傍から(第三者として)見ている気分でした。
ですので、男子たちの欲望丸出しな様子も「いや女子が周りにいる状態でそれはないだろ」と周りの目を常に意識してしまい、気持ちにセーブがかかります。理性が常に働いてしまう。
女性に対する渇望を丸出しにする男子高校生たち。これは原作通りのはずなのに、それらの理由から、どこか彼らに感情移入できず物語が進んでいってしまいます。
迫力不足?
監獄学園と言えば、男子たちのキモさとバカさを兼ね備えた過激な行動の数々が見物です。
例えば、女風呂を覗きに向かう彼らの様子をアニメでならこんな感じで表現されていました。
もう女風呂のことで頭がいっぱいいっぱい。よだれなんて獲物を前にした動物のように飛び散らせています。それだけ彼らが覗きに期待していることが分かります。
しかし、当然と言えば当然ですが、実写となると漫画やアニメで行われていた表現より、色々と抑えめな感じになってしまいます。
これは表現しきれないということや、やりすぎればただ単にキモくなるなどの理由があるかもしれませんが、やはりそのへんの迫力が全然足りなかったように思えました。
だから、ただちょっとキモイだけ(笑)
そんな微妙な評価となり、ちょっとキモイ男子がたくさんの女子を前にワーワー騒いでいるという風にしか見えません。
彼らは主人公のはずなのに存在感が感じられず埋もれているような。そして、時折、ただちょっとキモく目立つ。
突き抜けた何かを感じないので、「こいつらバカだけど、なんか凄い」と思えない。
そのため、物語の面白さが激減していました。
過激な表現が多く、そこに見どころが集中しているのに、そこを色々な都合で控え目あるいは抑えなくてはならない。ドラマでこの内容は難しいのでは、というのが正直な感想です。
評価としても、まぁこんなものかなという感じ。
これはそこまで期待もしていなかったので、落胆もしなかったからです。
緑川花がイメージと違う
それから、一番気になったのが僕の大好きな緑川花です。
なんか「キャハキャハ」と笑いすぎじゃない?
僕のイメージしていた花ちゃんとかけ離れていたので、余計に気になってしまったのかもしれませんが、その笑い方が一々気になって仕方がありませんでした(笑)
その花ちゃんの可愛さを伝えたい一心で書いた記事。
それ以外は、まぁこんなものかなという評価です(二度目)。
ただ、やっぱりアニメを視聴していた身としては、キャラクターの声が声優さんの声で固定されているので、「こいつの声はもっと高い方が…」とか「こいつはもっとテンション高くないと…」とか思ってしまいました。
まとめ
物語はドラマのオリジナルで進んでいくのかどうかはわかりませんが、これからも時間が空いていたら見てみようと思います。
面白くなかったとしてもそれを記事にできますからね!
でもやっぱり「監獄学園」は好きなので、ドラマでも成功してほしいという気持ちはあります。
また、僕はアニメを視聴済なのでこういう感想になりましたが、ドラマから入った人はどういう感想をもったのか気になるところです。
今度、感想を探してみます。
そして、ドラマ版「監獄学園」を見て、早く「監獄学園」アニメ2期を見たくなりました!!
そのアニメ1期の感想はこちらから。
原作に興味がわいた方は大人買いなんていかがでしょう。
エロスとバカがつまっている漫画です!!テレビと比較にならないほどなので、ご注意下さい!!