桐原くん、わかりやすい噛ませ役お疲れ様でした。
その喋り方からはどうしてもキリトが連想させられてしまって、まるでキリトに煽られているような気分でした。
きっとキリトがうざくなったら、こんな感じになるのかと思いながら視聴。
そして、意外と早くくっついた一輝とステラ。こういうラノベって、「好き」「え? なんだって?」の繰り返しで主人公とヒロインの仲が全然進展しないものが多いですけど、「落第騎士の英雄譚」ではこうも早くお互いの気持ちを知るんですね。
こうなると、妹の雫とか他のサブヒロイン的な子たちはどうなるんでしょう。その辺もこれから楽しみにして見ていきたいです。
何気に有栖と雫のペアは良い感じだと思いますけどね。有栖が女だったら多分惚れてます(だが、男だ!)。
黒鉄一輝 VS 桐原静矢
一輝は試合を前にして、何度も桐原の戦闘データを見返していました。
その桐原はというとこちらの予想を裏切らない戦い方で、相手をいたぶるように倒していくスタイル。その騎士らしからぬ戦い方から、付いたあだ名は「狩人」です。
弱い相手はいたぶって倒しますが、自分が敵わないと判断した相手には棄権することもいとわない桐原ですが、その実力は確かなようで、学園の代表の一人として選ばれています。
こういう相手が代表に選ばれることを学園の生徒たちは何とも思わないんでしょうか。実力はあるようですが、過去には手を出せない一輝をさんざん痛めつけたり、その行動の端々には 不快なものが溢れだしています。
まぁその学園の生徒にしても、試合で散々痛めつけられた一輝に対して、桐原の音頭のもと「ワーストワン」のコールを盛大に送るんですからその程度なのかなと思ったり。
そして、桐原のそのときの顔がまた輝いていてイライラします(笑)。
あと戦闘開始直後のこれとか。
このウィンクした瞬間の顔に、思い切り右ストレートをぶちこみたいと思った視聴者は僕だけではないはず。
僕の予想では圧勝して終わるかと思っていた桐原戦ですが、その試合はかなり追い詰められたものでした。
試合前から緊張をしていたという一輝ですがこれは仕方がない。なんせ自分が ずっと憧れていた舞台ですから、普段の力が発揮できないのも当然です。
そして、さらにこの戦いは優勝という高みを目指すための第一歩。しかし、ここで敗れてしまえば卒業条件を満たすことができないという一輝にとっては失敗が許されない一戦。そういう意味でも二重の重圧を感じていたことでしょう。
むしろ、後者のプレッシャーが非常に大きかったと思われます。視界がぐらつくほど緊張するって相当ですからね。
あと時間が進むのが早いとか一般人でもわかりやすい描写でした。苦手な教科で問題が解けなかったりすると異様に時間が進むのが早かったりしますし(ちょっと違う?)。
その後の試合では一旦攻略法を見出したかに思えましたが、桐原の方も力をつけており、見えない矢になす術がない一輝は体の至る所を貫かれてしまいます。
成長するのは何も主人公だけではありません。しかし、僕は成長していない桐原があっさり負けてくれても一向に構わなかった!!(笑)
一輝を血だらけにしながら有頂天になっていく桐原が最高にうざい! 倒れ伏した一輝に嫌らしい笑みを浮かべながら音頭をとる桐原とか……もう、言葉にならない! 顔面にパンチをお見舞いしたくて仕方がなかった!!
ちぇりおー!!
本当にいい噛ませ犬っぷりだった桐原。むかつきましたが、そのむかつきこそ桐原がいい味を出していたというわけで、そこは賞賛しなければなりません。ご褒美に皆から好きなところにワンパンを食らわせてあげましょう。
しかし、まぁ一輝もよくこんな状態で立ち上がれたなと感心しました。これこそ、全ての物語において最強のスキルを誇る「主人公補正」!!
その後はステラからの愛の喝が入り復活。
そこからの戦闘シーンがまた良かったです。このアニメは戦闘もしっかり力が入っているので見ていて楽しい。
そして、予想通り桐原の「ば、ばかな……」もありました。そこからの追い詰められっぷりも素晴らしかった!
「とまれとまれ!!! やめてくれ。友達じゃないッ……か! それは諸刃、諸刃だから…死んじゃう! 死んじゃうよ!! もう僕の負けでいいからあ、痛いのはいやだああぁあ!!!」
このセリフの「友達じゃない…か!」は間が空きすぎていて、最初何を言っているのか理解できず、「友達じゃない? 当たり前じゃん。そのまま死ね」と普通に思ってしまいました。
しかし、あれだけ一輝を痛めつけて、最後の一撃で心臓を撃ち抜こうとしていた人間がこのセリフを吐くっていうのがおもしろかったです。
そんな桐原にはコードギアスのルルーシュの名言を送っておきましょう。
「撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだ!!」
今週のステラさん
今回はお笑い要員ではなく、しっかりとヒロインをしていたステラさん。
しかし、序盤から自らの肢体をさらけ出すことも忘れていません。やはり、1話につき1度は裸になるようですね。
ライトノベルだからそのへんは仕方ないのかなと思いつつも、そんなに裸のシーンって必要なのかなとも思ってしまいます。
シャワーシーンはまぁ良しとしても、その後に驚いて体を隠していたタオルを落としてのサービスシーンは不自然だったような……驚いたら、逆に手とかに力が入ると思うんですけど。
もういつでも脱ぐ準備が万端なんじゃないかと勘ぐってしまう新痴女ヒロイン、ステラ(僕の中では)。
というか、平然と女子のシャワールームにいる有栖もOKなのでしょうか? いや心が乙女なのはわかっていますが、普通に流してしまうところでした。
で、有栖がいる前でも裸を晒すステラですが、今回はヒロインとしてのお仕事もきっちりこなしていました。
一輝に対する愛のこもった一喝。
でも、僕は怒ったステラが「会場でも奴隷宣言するのか!?」と一人慌ててました。どこかで笑いを期待していたからかもしれません、ごめんなさい。
そして、試合終了後、医療室でお互いの気持ちを確かめる2人。
お互いの気持ちを確かめるというと、なんかエロティックな空気がありますが、ただ抱きしめ合っていただけです。
先生ー! 学校内で不純異性交遊を発見しましたー!! いや今更ですね。
そんな2人の邪魔をしないように外で待っていた雫。この子も色々凄いですけど、こういう空気の読めるところ好きです。そして、そんな雫を慰める有栖。
この2人も凄くお似合いです。。
前回の店でのやり取りとか微笑ましいものでしたし、「youたちそのままくっついちゃいなYO」と思いました。
というか、「落第騎士の英雄譚」はこれまでの感じからハーレムものかと思ってましたが、ハーレムではないんですね。まぁ僕はどっちでも構わないんですが。
EDとか見る限り、もう少しサブヒロインとか出てくるようですし、SAOみたく、主人公には本命がいるのをわかっていながら諦めきれない的な感じで進んでいくのでしょうか。
でも、そういうのは少し切なくなってしまうので、できればさっぱりとした描写で終わらせてもらいたいところ。
その後、一輝とステラは、騎士としてその頂を巡る最後の戦いで戦おうと約束して今回は終了。
まとめ
戦闘シーンが凝っているので、これからも未知の相手とのど派手な戦闘を期待したいです。
これからは大会が進むのと並行して、前回登場した集団がちょいちょい絡んでくるという感じで物語は進みそうですね。
次回「皇女の体験」と意味深な題名……果たして来週はまた服を脱いでしまうのか!? はたまた脱がされてしまうのか!?(どちらにしろ脱ぐ)
来週のステラさんにも期待しながら、1週間を待ちたいと思います。