昔からショートスリーパー(短眠者)に憧れています。
なぜなら、僕がその反対のロングスリーパー(長眠者)だからです。
幼い頃からどこでも寝る。小学生のときから授業中に眠るのはもちろん(低学年時代は授業丸々とかざら。授業参観ですら寝る)。友達と遊んでいる最中にちょっと一人になると友達のベッドでぐっすり。中学生のときはケガをしたからと病院に運ばれている途中にぐっすりなどなど。
その割に身長があまり伸びなかったのが残念ですが。
寝る子は育つっていうのは迷信だったのでしょうか?
気になる記事
それはおいといて、そんな僕が気になった記事をご紹介します。
これほぼ全員が経験したことがあることだと思います。
眠って休んでいるのに、逆に疲れてしまって「なんのために寝たのか」わからなくなってしまうという。
あのだるーい感覚、体を動かすのもおっくうになるほどで、僕はそのままゴロゴロしていたらまた寝入ってしまっていたということも数えきれません(時間を無駄にしたという気持ちにもなるので精神にも良くないです)。
さらにひどくなると頭痛がしてきたりして最悪です。
その正体は生体時計の狂い:
科学者はこれを「睡眠酩酊」と呼び、二日酔いと同じ状態にあるそうです。
僕はお酒に弱いので二日酔いの状態まで飲んだことがありません(その前に頭痛&吐き気のダブルコンボでノックダウンされます)。
しかし、二日酔いってあんなだるーい感覚になっているんですね。しかも僕は頭痛を感じるときもあるので、まさに二日酔いと同じ状態と言えるのではないでしょうか!?
まぁ睡眠酩酊はアルコールとは違って、生体時計が狂ったために疲労感に襲われるようですが。
さらにこの寝だめは色々と病気になってしまう可能性が高いと言われています。
過剰睡眠が常態化すると、糖尿病や心臓病、肥満のリスクが増大する。ハーヴァード大学の大規模な「看護師健康調査」によれば、一晩に9~11時間寝る人は、きっちり8時間寝る人に比べて、記憶障害や心臓病の率が高かった(寝不足はさらにリスクが高い)。他の研究では、寝過ぎは糖尿病や肥満、そして早期の死にまで関連があるとされている。
時間を無駄にして、さらに疲労感を感じて、病気になる可能性も高くなる。
なんも良いことないッ!!
せめて一個くらいなにか良い事はないのかな、とGoogle先生に問いかけましたが、「寝だめ ダメ」という記事のオンパレードです。
いい寝だめとは:
しかし、その中にもちゃんと「良い寝だめ」というのが存在していました。
正確に言えば、「正しい寝だめ」の仕方ですね。それは起床時間を変えずに、就寝時間を早めるというもの。
起床時間を揃えておけば、生体時計の狂いが起こらないのでスッキリとした寝覚めにもなります。
これは経験されている方も多いのではないでしょうか?
毎日同じ時間に起きていると目覚ましがなくてもパッと目が覚めますし、それほど眠気も残っていません。すぐに朝日を浴びるとより爽快な目覚めとなります。
また「寝だめ」というと、休日にいつもの睡眠時間に3,4時間プラスして寝続けるようなイメージがありますが、それよりも1日の睡眠量を10~30分増やし、1か月の累積睡眠量(1日10分なら1か月で6時間+)を増加させるのがいいそうです。
つまり、休日にだらだら昼まで寝続けるという僕らが一般的にイメージする「寝だめ」は、やはり厳禁だということですね。
上の方法は「寝だめ」と思わなくもないですが、「溜め」と考えると間違っているわけでもないですし。
一日10分早く就寝するならハードルも低いので、習慣化できれば「間違った寝だめ」もせずに済みます。
ちょっとした変化で将来の病気になる可能性が少なるなら、やっておく価値もあると思います。