甲鉄城のカバネリ8話「黙す狩り人」を視聴。
前回は美馬が登場して、生駒がその真意を聞き出す覚悟を持ったところで終わっていた。
そして、今回はその美馬にスポットが当てられていたが、美馬を知れば知るほど怪しさばかり募っていく。
人でもカバネでも殺すのが快感って感じで、そこに楽しみを覚えていそう。
実の父親に命を狙われるのも、なんか危険な思想を持っていると判断されたからとか……この1話を見て、美馬に対する印象がさらに悪化した。
まぁまだ美馬が何を目指しているのかはっきりしていないけど、表と裏の顔があるから全く信用できない。
美馬の目的は復讐?故郷に帰るとは?
美馬は10年前にカバネとの争いの中で、彼の部隊だけが戦場に取り残されたことがあり、それを指示した人間をずっと探してきた模様。
今回、この駅に到着したのもここの領主であり、当時評老方だったこの男に話を聞きたかったから。
そして、こいつから聞き出した内容によると、美馬暗殺を指示したのが上様。つまり、実の父である将軍であった。
10年前、なぜ事故に見せかけて息子を殺そうとしたのか。そこが気になる。
そして、美馬はそこから如何にして生き延びたのか。当時は今ほど装備の開発が進んでいなかっただろうし、きっと地獄だったんだろうと予測できる。部下が文字通り、命を張って血路を開いたんじゃないだろうか。
で、その犯人探しの中で狩り方衆を組織し、対カバネ用の武器を洗練させてきた。
そして、身元のない少女たちをカバネリにさせ、弱肉強食の理を教え込む。戦う力を与えたと言えば聞こえはいいけど、それは体を蝕む諸刃の剣でもあった。
それに無名は「自分からカバネリになることを選んだ」と言っていたけど、それも美馬の誘導があったからだよね。見るからに口が上手そうだし。
そして、検査されたときには「(無名の)痣は大きくなっているが、この程度なら問題ない」と言われていたけど、これってつまりもっと大きくなったら問題ありで、処分の対象だったというわけじゃないのか。
美馬は表面上無名たちのような子らを愛しているように見えるが、実際はただの駒としてしか見てなさそう。
あと、無名ちゃん裸ー!!邪魔、美馬が邪魔!!
きっとブルーレイではこの美馬が消されているに違いない。でも、カメラが遠い。もっとズームして。
話が逸れた。
その無名に親鍵を取りに行かせたのも、それが無理だ、騙されるだろうとわかっていながら、行かせたんだろう。そして、自分たち以外の人間は人を容易に騙すということを刷り込ませたかったとか。あるいは甲鉄城に親しみを持っていた無名を引きはがすためだったか。
何にせよ、親鍵が本当に必要だったら自分が頼めばいいわけだし、それの理由の説明もせずに無名にお願いしたのが怪しすぎる。
そして、頼まれた無名もその道中迷っていたように見えた。というか、そうであってほしい。
代替エネルギーはカバネ。黒城の秘密
極めつけは「(生駒が)黒城に押し入ってくるなら殺さなければならない」というセリフ。
部外者にこれを見られるわけには行かない。そういうわけですね。わかります。
これってそれほどまでにやばいものか。カバネを動力源にしているなんて、カバネの有効利用の一つにしか見えないんだが……
あと無名がちらっと語っていた。
美馬の故郷に帰るとは、つまり将軍のいる場所に戻るということで、それは実権を手に入れようとしていることなのかな。
今の美馬を見ているとそれを狙っているようにしか見えない。
この顔がなんか不気味に見えたのは僕だけだろうか。
甲鉄城の行き先はどう見てもやばい(まとめ)
よし、黒城とは別行動にしよう!!
というか、黒城はこれまでカバネとの戦いに明け暮れていたとわかっているのに、それに同行していくとか今後もカバネとの激戦になるのは決定じゃないですか!!ヤダー
地獄行きの甲鉄城が、今後どのような展開になるのか非常に楽しみ!!
美馬の真意も早く知りたいところ。