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いつまでも夢見る少年でいたい

イラスト、ゲーム、アニメを中心に気になったもの・ことについて書いています。

1年使った感想。イラストの初心者ならワコムのペンタブがおすすめ!

おすすめ イラスト 商品

 デジタルで絵を描きたい衝動に駆られてペンタブを買ってから、早いもので1年以上経過していたので、これからペンタブでイラストを描きたいという初心者向けに感想を書いておく。

こちらの記事は、「ワコムを使い始めてから1か月の使用感想」と「1年経ってからの使用感想」を載せています

 

まず、僕が買ったのは、ペンタブと言えば真っ先に名前があがるほどの有名所であるワコムの「intuos comic(CTH-480)」です。値段は約1万2千円。

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僕の初めてのペンタブであり、購入後はずっとこれを使い続けているが、未だに使ったことのない機能が満載であり、「とりあえずイラスト(漫画)を描きたい」という人は買っておいて損はない。

ペンタブになると上手く描けないという不安について

 まず、最初にアナログからデジタルへと移るときの不安として、「ペンタブは上手く描けない(線がうまく引けない)」というものがある。

僕も、ペンタブを買う際にGoogleで検索しているとそういった類の経験談も目にしていたので、ちょっと不安になった経験がある。

 

しかし、これはその後の練習量でどうとでもなる、というのが僕の結論。

その理由として、僕がペンタブを買って最初に描いたイラストと1年以上経ってからのイラストをまず見てほしい。

(線のガタガタ具合が分かりやすいように縮小はしていないので、画像が大きい)

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こちらがペンタブ購入後にすぐ描いたイラスト。確かに、そのときは「ペンタブってマジで上手く描けないじゃん!」って絶望した(モデルはアイドルマスターシンデレラガールズの城ケ崎美嘉)。

僕はそれまでにアナログで模写とかをして、結構描けるという自信(過信)もあったので、余計にショックを覚えた記憶がある。

しかし、くじけず描き続けた結果がこちら(モデルは、Re:ゼロから始める異世界生活のレム)。

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比べやすいように、もう一度2つのイラストをある程度縮小して載せる。

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こんな感じで、「ペンタブで上手く描く」「線を上手く引く」には単純ではあるが、描き続けることでしか上達の道はない。

もちろん、その過程では人体の構造(体全体の比率など)といったキャラをそれらしく見せる上で、必要な知識も勉強する必要がある。

 

しかし、最初の段階である「線を上手く引く」というのは、もっと簡単な練習法がある。

それはトレースである。

絵画の分野に置いて資料の上に別の紙を置いて透かし、それをなぞって写し取る行為をトレースと呼ぶ(Wikipediaより)

ペンタブの場合は、このトレースをするのも簡単で、自分のお気に入りのイラストを取り込んで、それの不透明度を下げた状態で上からなぞり描きをするといい。

不透明度を下げるときは、赤枠の部分で操作する。

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そして、その不透明度を下げたイラストの上に、新規のレイヤーを作って線をなぞる。

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僕はとにかくこれを線のガタツキがなくなるまでやった。

それなりに時間はかかったけど、ペンタブで楽しく描くにはここをクリアしないとどうにもならないので、地味だけど凄く効果はあったと思う。

好きなイラストで線をとって、それが上手くいくと嬉しくなるし、もっと練習しようというモチベーションにもつながるので、それぞれ一番好きなイラストなんかでやってみてほしい(僕はそのときアイドルマスターシンデレラガールズ高垣楓や城ケ崎美嘉にハマっていたので、そのイラストを使っていた)。

 

ただ、トレースしたイラストが上手くいったからと言って、ネット上にアップするのは厳禁なので、それは思い出として取っておくか、消去してしまおう。

 

Twitterなどでも凄いイラストレイターさんの「何年前のイラストと現在」みたいなハッシュタグで、気軽にイラストを見れるし、それを見たら「如何に描き続けることが大事か」をよく知る事ができる。

そのために、モチベーションを保つ環境づくりなども必要かもしれない。

 

購入した感想

※ここの内容は、購入後1か月使用したもの……つまり、現在から1年前以上に書いた内容です。ほぼそのままの形で残しているので、そのとき感じたことも参考にしてもらえればと思います

 

ペンタブには、「intuos comic(CTH-480)」と同じようなものに「intuos Pen&Touch」「intuos Pen」などがあり、それぞれ付属のソフトが違っていたりするので購入時は注意が必要です。
その中から私がこれを選んだ理由はイラスト以外にも漫画も描けたらいいなと思ったからで、クリップスタジオ(クリスタと略されるのがこれ)のソフトがついたこれに決めました。
あとペンの頭が消しゴムになっているのも嬉しいです(作業中に消しゴムとペンを切り替える手間が省けます)
<追記:1年使った印象としては、正直ペンの頭の消しゴムが必要ないような気がしています。それなら、クリスタのショートカットキーで瞬時に切り替えた方が、作業スピードが早くなります

 

大きさについてはSサイズ(約21㎝×18㎝)を選択。
やっぱり描くなら大きい方が良さそうかなと考えていましたが、自分の使っているデスクとの兼ね合いでこれに決めました。
アマゾンレビューでははがき程度の大きさなどと書かれたものもあり、少し小さいかなと心配していましたが実際に手に取ってみると十分な大きさでした。 
 
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(市販のシャーペンとの比較)

 

注意点としては使っているPCの画面サイズに合わせたサイズ購入が大事だそうです。私のPCは15インチだったのでSサイズでも大丈夫でしたが、あまりにもサイズがかけ離れているとうまく扱えないようです。
<追記:これについてはイマイチ感覚がよく掴めないので、何とも言えません。ただ、15インチのPCなら、Sサイズのペンタブでも十分なので、デスクにスペースがない人はSサイズでも良いかと思います

 

私はペンタブを知るまで勝手な想像で高そうだなという印象を持っていましたが、調べてみると5千円くらいからあるので驚きました。本当に安い。
もっと早く買っておけばよかったと思う部分もあるので、デジタルで絵を描きたいと思ったなら気軽に購入してみていいんじゃないでしょうか。 
ただ液タブとなるとやっぱり値段が違いますね。安い物でも十万円台……いつか買えたらいいなと憧れます。しかし趣味で使うとなるとかなり高い買い物と言えるので、これはまだまだ先になりそうです。

 <追記:イラストが趣味になっている人は決して高い買い物にはならないはず。むしろ、これで何年も使えるほどなので結果かなりお得な買い物です。

ただ、突発的にイラストを描きたいと思い立った人は、その後もイラストを描き続けるかどうかによるでしょう。それでも、昨今ソシャゲーなどの課金で3千円が当たり前となっているので、それに課金するくらいなら、少し我慢してペンタブを買っておいても良いかもしれません>

 

1か月使用した感想(当時の生々しい叫び、2015年4月頃)

ペンタブは注文から2日で届き、ワクワクを押さえきれずすぐにペンを握ったわけですが、最初は全然うまく描けませんでした。
購入前からデジタルでの絵描きについて色々調べ、その中には「最初は線すらまともに引けない」と書かれていたのでそれなりに覚悟はしていたつもりですが、その覚悟を上回る描けなさっぷりに心が折れそうになりました。
 
もちろん、最初の最初なのでぶっつけで描いたわけではなく、下書きを準備していたのでその線をなぞればいいだけなんですが、その線がよれるよれる(笑)
自分ではスッスッと引いているつもりなのに手が言う事を聞いていない感じです。
慣れた今から考えると、アナログのときは何本もの細かい線をつなげて絵を仕上げていたので一本線で描くことができていませんでした。 あと思い切りの良さが足りなかったような気もします。

しかし、デジタルでは線が失敗してもボタン一つでやり直せるのでガンガン描いていけるのが魅力ですね。
そんなことに気づく余裕すらなかった当初は…… 

 

Twitterやpixivで上げられている絵のようなスラリとした線なんか引けねえ!
ちゃんと描いてるはずなのに!
どうなってんだ!! 


と心の中で叫び声をあげてました(笑)
実際に叫びたいくらいでしたが、マンションでそれほど防音も高くないのでご近所迷惑になりそうで我慢しました。

そんなモヤモヤを抱えながらも、それでも負けずに何とか一枚仕上げたのがこれです。

 

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こうして改めてみると、アナログのときの癖が抜けず、何本もの線を重ねているのがよくわかります。あと消し忘れの線が残っていたりして汚いですね。

出来上がったときは本当にびっくりしました。全然可愛くないんです。微塵もです。 

 
しかもそのとき何を思ったか、「色つけたらどうにかなるんじゃない?」という甘い考えの元、色付けを始めたのがいけませんでした。
更なる悲劇!!
それまでモノクロしか手をつけていなかったため、頭の中の色と目の前の色を上手く合わせることができません。
 
所々、色がついていないのは力尽きたからです。
PCに映る絵を前に思わず「おかしい、こんなはずじゃなかった」と頭を抱えました。
描き始めたときは「出来上がったらpixivにでもアップしようかな」なんて調子に乗っていましたが、とてもアップできるものではないと即座に判断。 
理想では今の目の前に美少女が描かれていたはずなのに、現実は非情でした……

 

ファンが見たら怒り出してもおかしくない……でもこれが一番最初に真面目に描いた作品でした。
それから悪戦苦闘しながらデジタルに慣れる日々が始まりました。
とにかく線がよれることなく描けるようにならないと話にならないので、思い通りの線がひけるようにひたすら描きます!!
 
色々と方法はあると思いますが、私は好きなキャラのトレースをして練習しました。その方がモチベーションも保ちやすいですし、綺麗に描けるとそれだけで達成感も味わえますからね。
ちょうどデレマスのアニメが放映中ということもあり、やる気は十分でした。
トレースを繰り返しながら、いつかは自分のお気に入りのポーズで描くぞという気持ちで頑張りました。

 

とにかくなぞる!
ひたすらなぞる!

 

これを繰り返して、気に入らなかったらctrl+Zで戻ってを何度もしました。
その結果がこれです。

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1か月欠かさなかった結果は出ました。
練習の最中は本当にうまく描けるようになるのかと不安でいっぱいでしたが、描き続けることが大事ということをいろんなところで拝見したのでそれを信じてやり続けました。信じてよかった!
デジ絵の練習中にもアナログでも色んな表情を描いたりしていたので、全体のバランスや不自然なところを直すことができました。
 
しかし、これもまだスタート地点に過ぎません。
まだかなり長い線になると一発で描くことができないですし、よく見るとよれているところもあるのでまだまだです。
が、これなら城ケ崎美嘉だと言っていいはず……
 
これから、もっともっと「可愛い」と思ってもらえる絵にするためには勉強していかなければなりません。女の子の柔らかい感じも出したいですし。
あとは背景とかも主張しすぎず、しかしきっちりと描けるようになりたいです。今回のは本当に間に合わせでやっただけなので単調です。
修正点を考え始めるとやりたいことが次々浮かんできます。

やっぱり小説に限らず、何かを創作するのは楽しい!!
改めてそう思いました。 
城ケ崎美嘉がちゃんと城ケ崎美嘉に見えるようになってよかった。いや本当に。 
 

1年以上使用した感想(2016年8月)

さて、ここからが1年以上使ってみた感想となります。
 
1か月使用したときの感想も、今見返してみれば「結構語ってるな(笑)」と何とも言えない気分になった。
でも、確かにあのときから満足せず、色々と知識を取り入れ、描き続けてきたからこそ今の自分があると思う。
それについては、こちらの記事などを読んでもらいたい。
自分の理想としたものと現物のギャップに苦しむこともあれば、ネットに公開して評価がもらえないことに苦しむこともある。
それでも、1年以上続けてきてはっきりと言えるのが、僕はイラストを描くのが大好きだ!ってこと。
 
いつか飽きるかもしれないと購入した当時は考えたものだけど、今は飽きるどころかドップリと深みにはまっている気がする。
出かけ先で参考となりそうな風景を写真に収める。ちょっと暇なときに模写をする。次の作品のアイディアをメモ帳に書き留めまくるなどなど。
イラストが生活の中心になりつつある。
 
それでも、上を見上げると果てしないし、目標とする人のレベルまで達することができるのだろうかと不安になることもある。
でも、それよりも楽しさの方が大きいから続いている。
あとは公開したイラストが一定の評価をもらえたのも、その楽しさに関係している。
 
モチベーションというのは本当に大事なもので、僕はどちらかという「絶対に見返してやる!」みたいな反骨精神でバリバリ絵を描いてきたんだけど、評価をしてもらいやすい環境を作るというのも非常に大切だと思う。
なんせ、僕は今になってもTwitterでイラストを流すと全スルーされるくらいだからね……いやマジで。
一つのいいね!もRTもされずに、消えていくイラストを見ると結構こたえる。
 
 今でこそ、それにもある程度慣れてきたからいいものの(本当に悲しいことだが)、これからイラストを楽しんで描きたいという人は、そういう環境などを作っておいた方が良い。ないよりはあった方が100倍も1000倍も良いから!!
皆、僕と同じ過ちを繰り返さないように頑張るんだ!!
 
あと、クリスタには本当に色々な機能が備わっていて、1年経った今でも便利なのに知らない機能が埋もれていることは間違いない。
これは時々勉強しながら、少しずつ使えるものを増やしていくといい。
とりあえず、最初は自分の使いやすいようにショートカットキーを設定しておくと、作業スピードは段違いとなるはず(ショートカットキーについてもいずれ記事にしたい)。
 
それから、僕が最初のころにお世話になったpixivの講座やらのまとめも載せておくので、参考になれば。

【初心者向け】イラストを描くときに参考になるpixivの講座まとめ。無料でこのクオリティは嬉しい - いつまでも夢見る少年でいたい

 

描き続けることが大事とは言ったけど、漫然と描き続けるよりは学び考えながら描き続けないといけない。もちろん、ただ楽しみたいという人に強制するわけではないけど、少しでも上手くなりたいと思う人は、常に色々と考えて「今、自分に何が必要か」を知らないといけない。

とまぁ、色々と偉そうなことを描いたけど、僕も絵描きの中ではペーペーの存在なので、ちょっとした参考程度に聞いておいてください。

 

 描けるものが増えるとより楽しくなる!(まとめ)

ペンタブを買ったはいいけど、埃がかぶってしまっているという人も中にはいるだろうけど、描けるものが増えると本当に楽しくなるから、これからイラストを始める人には出来る限り長く楽しめるものであってほしい。

 

そんな思いから、この記事を書いたけど少しは参考に(あるいは勇気を与えられる)記事になっているだろうか。

 もし、そうなってくれていたら嬉しい。

これから、ペンタブを買って頑張ろうと思っている人、イラストを描き始めようと思っている人、最初は大変だろうけど頑張れば頑張るほど結果は違ってくるはずだから、一緒に頑張っていこう!

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即興でも描けるようになるよ。

 

さぁペンタブでデジタルイラストに挑戦しよう!

僕が使っているのはこれ。

一番のベストセラーはこっち(価格も安いけど、機能とか違ったりするから購入の際はしっかりとチェック!)。

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