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映画「マイインターン」の感想・評価。アン・ハサウェイかわいすぎ!おすすめです(ネタバレあり)

前から気になっていた「マイ・インターン」をようやく見ることができました。

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プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイのファンになりましたが、今回でより好きになりました。

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もうわかり切ったことですが、アン・ハサウェイが本当に美人だし可愛い! 

あとロバート・デニーロもさすが名俳優というだけあって、素晴らしい演技でした。デニーロ扮する「ベン」が男性から見ても、最高に魅力的であんな年の取り方をしたいと本気で思わされました。

とりあえず、これからはハンカチを持つことを心掛けたいです。

(この記事はネタバレが含まれているので読む際はご注意ください)

 はじめに

あらすじ:

ジュールス(アン・ハサウェイ)は、家庭を持ちながら何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。女性なら誰しもが憧れる華やかな世界に身を置く彼女。 仕事と家庭を両立させ、まさに女性の理想像を絵に描いたような人生を送っているかに見えたが...彼女には人生最大の試練が待っていた。そんな悩める彼女のアシスタントにやってきたのは、会社の福祉事業として雇用することになった40歳年上の“シニア”インターンのベン。 人生経験豊富なベンは、彼女に“最高の助言”をアドバイスする。次第に心を通わせていく2人だが、彼の言葉に救われたジュールスには予期せぬ人生の変化が訪れるのだった。

(フィルマークス、マイインターンより)

https://filmarks.com/detail/58836


この映画に興味を持った理由は、上でも記した通り「プラダを着た悪魔」で好きになったアン・ハサウェイを見たいという気持ちに加え、その続編とも噂されていた作品だったからです。
実際は名前やら設定やら変わっているので(当然ですが)続編かどうかはわかりませんが、そう見ようと思えば見れないこともないという感じでした。
秘書としてしごかれていたアン・ハサウェイがその後経験を活かして、時代にあった商売の仕方で再びファッションの世界で輝き始めた…みたいな。

ただ、この「マイ・インターン」ではアン・ハサウェイ演じる「ジュールス」が自宅のキッチンで始めた小さな商売(自らがモデルとなり、おススメの服を売っていた)に火がついて、社員200名を超す会社にまでになったという経緯があるので、プラダを着た悪魔」は全く関係性がありません。

それでもやっぱり僕は「プラダを着た悪魔」を意識して見てしまいました。それだけ僕にとっては「プラダを着た悪魔」でのアン・ハサウェイが強く印象に残っていたということでしょう。

 

ファッションも楽しめる映画

そのアン・ハサウェイにしても服装の一つ一つが洗練されていて、どの衣装もカッコ良すぎでした!!
できることなら、登場したシーンごとの服装を全部ブログで紹介したいのですが、映画館なのでスクリーンショットすることなどできるはずもなく、しかも悲しいかな、一日経つともう印象に強く残っている服装以外覚えられていないという……僕の貧弱な記憶力を呪いたいです。

しかし、運よく予告編の中にその服装を発見。

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マーティン・グラントのコート、アライアのトップス、バーニーズのスカート、クリスチャン・ディオールのシューズ、ヴァレクストラのハンドバック。

この衣装が僕の好みにどストライクでした。と言っても、僕はこの上のブランドを2つくらいしか知りませんでしたけど。

コートは勝手な推測でイヴサンローランかなとか思ってましたが、全然違いましたし(笑)
でもどの衣装も本当に素敵で、それをバッチリ着こなしてしまうアン・ハサウェイがまた凄い! DVDで借りれるようになったら、またぜひファッションに注目しながら見たいです。

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このドット柄も可愛かったです。

あとアン・ハサウェイのことばかり語ってしまいましたが、もう一人の主人公と言えるロバート・デニーロの衣装も良い!!

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毎回スーツ姿なんですが、周りが私服ばかりなので一層スーツのカッコよさが際立っています。

 

スーツってこんなにカッコいい服なんだと再認識させられる映画でもありました。

 

きっとデニーロの恰幅の良さとかも関係しているんでしょうが、アン・ハサウェイに負けないくらい素晴らしい。
日本人はどちらかというと線が細いので、スーツでカッコよく見せるというのが難しいです。最近では日本人の体型にあったスリムなスーツとかも出ているのでマシになりましたが、やっぱり外人のスーツ姿には敵わない気がします。
また映画の中では、デニーロ自身が最先端の時代を行く世界(オンラインファッションサイトの仕事場)に現れた古き良き物を体現していました。
クラシックなスーツケースなんて、まさにクールの一言。重みというか、深みというか、そういう言葉では表現し辛い素敵なものがそこには詰まっていました。
これらについては後程また語ります。

 

以上のように、「プラダを着た悪魔」ほど全面的ではないものの、僕は登場人物のファッションも十分楽しむことができました。

ストーリーだけでなく、そういった部分に注目できたのも面白くて良かったです。

 

古いものは切り捨てればいいというものではない

女性が華々しく活躍する姿を描いた「マイ・インターン」ですが、僕の心に残ったのは題名にした通りのものでした(僕自身が男なので自然とベンの姿に目がいったからかもしれません)。
シニアインターンとして、時代の最先端である現場に飛び込んだベンが、経営者であるジュールスに疎まれながらもやがて心を通じ合わせていく。その際にベンが見せる長年の経験からくる言動やその彼が愛するクラシックな持ち物。それらが僕はとても強く脳裏に刻まれました。

 

劇中では、同僚の若い男が付き合っている女性を怒らせてしまい、その謝罪のためにメールで何億回も謝ったという場面がありますが(しかも絵文字付きで(笑))、ベンはそれに対して「面と向かって謝らないのか?」的な言葉を口にします。

その言葉に覚悟を決めた同僚は勇気を出して謝りに行き関係の修復をはかる、という場面があり、そこからはいくらメールで思いを伝えても直接面と向かって伝える一言に勝ることはできないという意味が感じ取れました。

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また業務のほとんどをパソコンで行う男性陣は、ひげはのびっぱなしで服装はラフなものが多く、ベンの隅々まで整えられた身だしなみがまるで荒野に咲く一輪の花のごとく輝いていました。
彼らの持ち物はアイポッドiPhoneなどのスマホ、デスクに飾るお気に入りの小物、薄型のノートパソコンと現代の新しい働き方を感じさせる一方、ベンは万年筆、電卓、眼鏡ケース、手帳といったひと昔前の必需品を携帯しており、それを見た隣の同僚が目を丸くさせるシーンがあります。

 

しかし、そういう最先端の中に身を置いているからこそ、古くから親しまれ続けている道具の数々に逆に新鮮さのようなものや魅力を感じ、カッコよく思えてしまう。ある同僚がベンのクラシックなスーツケースを「クールだ」と褒めるシーンは、僕の心とシンクロしていました。
そんなベンの影響を受けて、シャツにネクタイで出勤する同僚がいたり、ネットオークションでベンと同様のクラシックなスーツケースを購入したりしていきます。
それだけベンという男が魅力的で、もし近くに彼のような人がいたら僕も絶対影響を受けるだろうなと思ってしまいました。

男から見ても理想的な男性像で、こんなカッコいい年の取り方をしたいと強く思いました。

 

理想の人物像であるベン

ベンは年をとってもチャレンジ精神にあふれ、「行動すること」をモットーに常にエネルギッシュです。そして、年上にありがちな上から目線のアドバイスや凝り固まった価値観を押し付けたりせず、周りをふんわりと包み込む大きな器を持ち合わせた男性でもあります。

老人に偏見を持っていたジュールスから仕事を与えられずとも、自ら考え行動し、しかも周りを気遣いながらごく自然と手助けを行ったり、ジュールスが辛い時にはその愚痴を聞いてやりそっと支えやったりします。

 

僕自身もまだまだ若輩者なので、人生の先輩(家族やその親戚など)から色々とアドバイスや余計なお世話をもらったりします。
その中にはもちろん役に立つものもありますが、同時に「今は時代が変わってるんだよ」と思ってしまうようなものも当然含まれています。まぁそのときも大人しく「はいはい」と聞いていますが、正直うっとおしさを感じないわけではありません。彼らは彼らで僕のことを思っての行動だと分かっていてもです(笑)
これは何も男性に限らず女性にも言えることではないでしょうか。

 

しかし、この劇中に出てくるベンはそういったところが全くありません。
活躍する女性に偏見をもたず、高圧的な態度をとることもなく、日々進歩する技術をバカにせず積極的に学び、しかし積み重ねてきた経験や知識で縁の下の力持ちとして若者(ジュールズや同僚たち)をサポートしています。
ただ寄り添い、必要なときに必要なことを行う、まさに理想的な人間です。

そんな完璧に見えるベンですが、一方でジュールスの夫の浮気現場を目撃し、それを伝えるべきかどうかで一晩眠れなかったりと人間的な側面も見せるので親しみを持つこともできます。

あと、意中の女性からマッサージを受けて意識しちゃったりと若い場面も見せたりね(笑)

 

ベンのような男になりたい。男性が「マイ・インターン」を見たら絶対そう思うと思います。
僕はとりあえずハンカチを毎日持ちたくなりました。女性の涙を拭いてあげないといけませんからね(そんな場面に巡り合えたらですけど)!!

 

その他笑えたシーンや感じ入ったシーン

ジュールスが母に間違って送ってしまったメール(本来は夫宛への母の悪口満載)を消去するために、ベンを含めた男性4人がその母の住む家に忍び込むシーン。

メールの誤送信は、似たような経験が僕にもあります。そのときは本当に焦りましたし、ジュールスが仕事中に忙しいシステムエンジニア達を招集し、「ハッキングでメールを消せないかしら?」的なお願いをしてしまう気持ちが痛いほどよくわかりました(笑)

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そして、ベンの提案のもと、ジュールスの母の家へこの4人で潜入することに。

同僚の一人はその様子を「まるでオーシャンズ11だぜ」と評し、彼らが警報機の鳴りやまぬ中、必死で一通のメールを消す様が面白かったです。「警察がくるぞ。やばい、やばい」と慌てる中で、太っちょの同僚(一番右)がテーブルにあったマスカットを口に運びまくり、それをベンにツッコまれるという。ジュールスの母が盗まれたもの……メール一通とマスカット数個(笑)
この太っちょの同僚はベンと同時期に採用された若者で、一番ベンに影響を受けた人物でもあり愛嬌があって好きでした。

 

ハリー・ポッター」ネタ

これはベンがフェイスブックに登録する際、ジュールスが手伝ったシーンで出てきます。「好きな本は何?」と聞かれたベンが色々と名前をあげて最後に「ハリーポッターも読む」と答え、ジュールスの夫もそれが好きでそのネタで盛り上がるというもの。

このシーンを見たとき、もしかして「プラダを着た悪魔」を意識しているのかなと思ってしまいました。上司から「ハリーポッターの新作(まだ発売されていない)を子供のために手に入れてきなさい」という無茶ぶりをされていた場面を今でも覚えていたので(確かそうだったはず)。

まぁ単なる偶然で、ハリーポッターは今でも大人気でしょうから取り入れられたに過ぎないかもしれませんが、僕はクスッときました。

 

ジュールスとその夫の浮気

すれ違い生活の中で専業主夫としてジュールスを支えていた夫ですが、魔がさしたのか、娘のママ友と浮気してしまいます。

それを知ったベンや気づいてしまったジュールスは色々と気をもむことになり、ジュールスは終盤に「(仮に離婚したとして)自分は難しい性格をしているから再婚なんてできるはずがない。夫や娘はいずれ結婚して家族をもつだろうが、自分はたった一人で最終的には共同墓地に入れられてしまう」と泣き言をベンに漏らします。
このときのベンがまたカッコいい。即座に「自分と亡き妻の墓にはまだ空きがあるからそこに入りなさい」と、ただ仕事の関係でしかなかったジュールスにそんな提案をします。

 

海外では墓に対する価値観がどうなのかわかりませんが、これって凄くないですか? 僕だけかな?

 

ベンがこれまでのジュールスの生き方や姿勢を尊敬して愛していた(男女のそれでなく)からこそ、出た台詞なのでしょうが、即座にジュールズの不安を取り去ってしまうベンに憧れずにはいられませんでした。
カッコいい。カッコよすぎるよベン、とそのシーンを見ながら心の中で賞賛を送ってました。

その一方で浮気してしまう夫が許せませんでした。「(ジュールスではなく)アン・ハサウェイを妻にもらっときながら浮気とはどういうことだ! 浮気相手はさぞいい女で、彼女以上なんだろうな!」と(笑)

設定とは分かっていてもそんな気持ちがふつふつと湧きあがりました。
しかし、考えさせられるものでもありました。浮気を経験した夫婦はその後どういう変化が生じてしまうのか。映画の最後では夫の方が「もう一度チャンスをくれ」と言って夫婦を続けますが、これからの夫の行動を信頼することとかできませんよね。
夫は夫で罪悪感を一生持ち続けることになりそうですし、浮気はろくなことがありません。

 

夫婦の時間を作るためにCEOを置くことにしたジュールス。しかし、夫はその間ママ友と浮気。ジュールスは仕事だけでなく家庭の問題でも思い悩み、ベンもそれに悩み血圧があがってしまう。一時はベンが倒れてしまうのではないかとハラハラしました。浮気は本当にロクなことがない。

浮気、絶対、ダメ。

しかし、現実でも浮気をする人は数知れず……僕の知り合いにも子持ちの異性と浮気をしている人がいます。
「ダメなことは分かっているけど好きだから」と聞きますが、やっぱりそういうものなんでしょうか。それで相手の家庭崩壊とか起きたらと考えると、自分のことではなくともハラハラします。

 

ママ友のジュールスに対するイヤミ

それが嫉妬心からきているのかなんなのかよくわかりませんが、しかし、煩わしいと思える関係をぶった切ることもできないのでジュールズは作り笑いをして切り抜けます。
男としては「疲れるなら、そんな関係切っちゃえ切っちゃえ」と思ってしまいますが、いつか何かの番組で「ママ友との関係悪化は子にまで響く」的なことを聞き恐怖しました。
これはきっと経験しないとわからない有難さや大変さがあるのかなと思いつつ鑑賞。

 

モテモテのベン

序盤から同い年くらいの女性から熱烈なアプローチを受け、とある場面ではベンが意中の女性と一緒にいるところを目撃され、中指を立てられるという修羅場も(笑)
まぁベンは本当に素晴らしい男なのでモテモテになってしまうのは仕方がありません。ぜひとも、ベンの下で色々学びたいと強く思いました。


以上、僕の気になったシーンでした。

 

まとめ

アン・ハサウェイ、可愛い! ロバート・デニーロ、カッコいい!」という感想で記事が終わってしまうかと心配でしたが、なんか色々と書けて一安心しました。

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おススメ度でいうなら5点中4.5点! 

プラダを着た悪魔」が好きな人なら間違いなく見に行った方がいいです。あとアン・ハサウェイロバート・デニーロが好きって人も!

僕が見に行ったときは老年の夫婦や若い女性グループなんかが多かったですね。逆に男性一人とかは少なかったです……別にいいんだけどね!
中には大学生くらいのカップルも見かけましたが、浮気の件とか盛り上がりづらいんじゃないだろうかと勝手に心配になりました。それ以外の場面で話のネタになりそうな部分は多いですが、ストーリー上、ジュールズたちの夫婦のことも関係しますから、話題としては避けられない気もします。

 

またファッションはさることながら、音楽も耳に残るものが多かったです。全てにおいて高いクオリティを保っていました。

今回の映画でアン・ハサウェイロバート・デニーロ共々、より好きになりましたし、特にコミカルな演技も多かったロバート・デニーロは最高でした。これから「ロバート・デニーロが出ていた作品で好きなやつは?」と聞かれたら、この「マイ・インターン」と答えることにします。

 

ただ欲を言えば、最後の報告へ向かったあとのジュールスとベンの様子をもっと見たかったです。それくらいお似合いのコンビで、見ているだけで楽しかった。

ですので、エンディングを迎えたときは「良い映画だった」という余韻に浸りながらも、「もっと続いてくれてもいいのに終わってしまった」という名残惜しい気持ちでいっぱいでした。

最初はアン・ハサウェイの名に釣られて映画館に足を運びましたが、色々と再認識させてくれる良い映画で見て良かったです。

 

プラダを着た悪魔アン・ハサウェイも大好きです。

【映画】プラダを着た悪魔のあらすじ(ネタバレあり)・感想

 

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