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映画「ジュラシックワールド」見てきました!【感想・評価ネタバレあり】

恐竜ってなんかワクワクさせてくれる魅力がありますね。

バケモノの子」と「ジュラシックワールド」を見るか迷いましたが、最終的に「ジュラシックワールド」を選びました。

色々と話題になってた「進撃の巨人」という選択肢もありましたが、そもそも漫画の実写化とかあんまり好きじゃないので却下。

ある程度の収益が見込めるから人気漫画の実写化はよく行われるって聞きましたが、本当なんでしょうかね?

そのほとんどが魅力的な映画になったとは言えず、待望の実写化!!とか大々的に宣伝されても「またかよ……」とうんざりするぐらいです。

 

それはさておき「ジュラシックワールド」です。

心の中でツッコミを入れてしまうストーリー

【思いっきりネタバレしてますので注意してください】

 

 

 

小さい頃に見たジュラシックパークとか恐竜の迫力が凄くて泣いた覚えがあります。懐かしい。

今思えば、あの頃の恐怖(あるいは感動?)をもう一度体験したくて選んだのかもしれません。

 

その「ジュラシックワールド」は「ジュラシックパーク」の事件から20年後が舞台となっており、集客のために経営者はより珍しく恐ろしくあっと驚くような恐竜を求めて遺伝子操作を行います。

その結果生まれたのがインドミナス・レックス。このハイブリット恐竜を目玉にして更なる人気を得ようとします。

つまりハイブリット恐竜が客寄せパンダになるわけです。映画中の台詞でも「動物園に行く感覚で恐竜を見に来る」と言われてましたが、遠い未来にはそんなことも実現しているかもしれませんね。

惜しいのはそれが実現していたとしても僕はとっくに死んでいること。20年後くらいにできてたりしないかな?

このインドミナス・レックスが今回の騒動の原因となります。

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映画『ジュラシック・ワールド』第2弾予告編 - YouTubeより)

 

こいつは知能が高いらしく、塀の高い場所に爪痕を残しあたかも塀をよじ登って脱走したかのように見せかけます。

実際はまだ塀の中にいるんですが、こいつの能力が中々えぐい。

熱感知を避けるためにアマガエルの赤外線反射能力を使い、あたかも檻にいないように思わせ、同時に周囲の景色(檻の中は密林で視認による確認が困難)に溶け込むコウイカの特質(保護色)を利用します。

そして、まんまと塀の中を確認しにきた警備員らを食い殺します。

その中の一人は当然パニックに陥り、あとのことなど考えず一番近くにある頑丈な出口を開けて脱出。しかし、それが閉まる前にインドミナス・レックスも脱出(笑)

 

というか、この時点で関係者らは馬鹿しかいないのかと。

体内にわざわざ発信機をつけているのに、それを確認する前に塀の中に入っちゃう元軍人オーウェンクリス・プラット)と警備員。共に観察に訪れていた運営責任者のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)はそれを知っているんだから、熱感知にひっかからない時点で先に本部に確認しようよ。

 

なんでほいほい中入っちゃうの?

相手は人間の何十倍もあって、高い知能と遺伝子操作が行われた最も危険な恐竜と分かっていたはず。

それにオーウェンは毎日4頭のヴェロキラプトルと接してて、恐竜の生の恐ろしさとかを常に肌に感じていたんじゃないの?

もうちょっと想像力を働かせてもよかったんじゃないかと。あと確認は必須!

まぁそんなこと言ってたら物語が進まないのでしょうがないんですが……

どうせなら、本当に塀を飛び越えててもよかったんじゃない?

人間が想定していた以上の力を発揮して脱出して「こいつはやべぇ」みたいな。

 

この欺きは恐竜の知能が高いというより、人間のほうが馬鹿っぽく思えました。

 

そして始まる一方的な殺戮。

そんな中、社長のサイモン(イルファーン・カーン)はオーウェンの「殺処分しろ」という忠告を聞かず、非殺傷武器による生け捕りを指示。

この時点で出動した隊員たちの死亡は確定。

発信機のあとを追ってジャングルに足を踏み入れた隊員たちですが、そこで発見したのはえぐりとられた肉とそこに埋め込んであった発信機。

それを埋め込まれたことを知っていて、自らそれを取りだしたというわけです。

そして、それを逆に利用して人間を誘い込み、自身は擬態を施し獲物が集まるのを待ちます。

丸かじり。尻尾の殴打。放り投げ。巨体を存分に生かした戦い方でちぎっては投げちぎっては投げ。

インドミナス・レックスは前肢も発達しており筋骨隆々です。

その先にある鍵爪は50口径弾を防ぐ防弾ガラスを突き破るほど。つまり腕を振り回されただけで人間は簡単に死ぬんですね。

そして隊員の多くは予想通り死亡しました。その後、インドミナス・レックスはまた移動を開始。

 

その一方でクレアは対処に追われながら、ちょうどこの島に招待していた甥っ子(ザックとグレイの2人兄弟)たちを捜索。

しかし、この緊急事態に同行させていた秘書からは「彼らがいなくなった」の一言。クレア絶叫(笑)

オーウェンに助けを求め、共に甥っ子たちを探しに出かけます。

そんなことを知らない甥っ子たち。彼らは恐竜を間近で見るための乗り物で優雅に観光中。その後、兄のザックが「俺たちVIPだぜ」と弟のグレイをたきつけ、一部壊れた柵の合間から別の区画へと無断侵入。

 

しかし、そこにはインドミナス・レックスの姿が!!!!(知ってた)

 

兄弟は乗り物を捨て、命からがら逃げだし崖から滝壺でダイブして難を逃れます。

インドミナス・レックスはじっと滝壺を眺めて、餌(兄弟)が顔をのぞかせるをじっと待ってましたが、出てこないとわかるとその場をあとにします。

多分、自身の熱探知にひっかからなかったので諦めたんでしょう。

このとき思い出したのがシュワちゃんの出ている「プレデター」。あの醜悪な侵略者も赤外線探知で人を見つけ出しており、シュワちゃんは滝の近くの泥を塗って対策を施す。そして、そこから反撃にうつるワクワクさせる場面です。

きっとシュワちゃんなら、このインドミナス・レックスも倒してくれたに違いない。なんたって未来から送られてきたサイボーグでもあるし(ちょうどターミネータも公開中でした)。

 

しかし、シュワちゃんのいない世界です。

インドミナス・レックスをどうにか止めないといけません。

そこで認めることができなかった殺処分をようやく行うことにしたサイモン。

ガトリングガンをヘリに積んで、そのヘリを自身が操縦……え?

なんでもヘリを操縦できるパイロットが見当たらず、「それなら俺がやるしかない」とサイモンが自ら志願しました。

こうして責任者たちが無線のつながりがよくない外へと次々と出ていきます。

大人しく本部で指揮をとるべきじゃないの?

 

ヴェロキラプトルは都合の良い存在になっていた気がする

なんだかなー? もやもやします。

サイモンはインドミナス・レックスがどんな遺伝子が組まれたのかすら把握してなかったわけで、研究者たちには「とにかく凄い恐竜を作れ」とだけ命令して、その結果研究者の突っ走るままこいつが生まれました。

そして、この惨事になって「なんでこんな怪物を作り出した!」と激怒。いやいや、あなたが凄いの作れと言ったはず。

まぁサイモンはそのまま特に見せ場もなく、ヘリが墜落していき死亡。

むしろその際にインドミナス・レックスが翼竜の巣に突っ込んでいき、図らずも翼竜を檻から解放してしまうという悪化を招きました。

空にはなんの障害物もありません。翼竜はそのまま避難を始めていた観客の集まるエリアを襲撃。

阿鼻叫喚ですよ。

パークは破壊されまくり、けが人続出、死亡者多数。「ジュラシックパーク」の惨劇が20年越しに再び起こります。しかも今度は2万人規模で。

 

とにかく、まずは行方をくらましたインドミナス・レックスをどうにかしなければならないとセキュリティ部門のリーダーであるホスキンス(ヴィンセント・ドノフリオ)は、オーウェンが調教していたヴェロキラプトル(以後ラプトル)を使うことにします。

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ラプトルにインドミナス・レックスの肉片を嗅がせ追跡させ、あわよくば仕留めさせる。

以前より恐竜を戦争の道具にしようとしていたホスキンスは、今回舞い込んだ不幸な事故(チャンス)を利用して実地での試験運用をしようとします。

しかし、それを知ったオーウェンが待ったをかけます(甥っ子救出後)。

恐竜はそんな簡単に御せる生き物ではない。甘く見過ぎていると。

 

しかし、「じゃあどうすんの? このままほっとく? お前が許可しないなら、俺たちが勝手に使わせてもらうけど? 最低限囮とかに使えたらいいし」というホスキンスの言葉に、オーウェンは「なら、自分が指示するからラプトルたちを傷つけるな」と条件付きで了承します(うろ覚えです)。

 

でもね、長く世話をやいて来たオーウェンですら、隙を見せたら食い殺されそうになってたんですよ。そのラプトルに。

なのに、いきなりぶっつけ本番で森の中に放ち、インドミナス・レックスを探させるとかいいかげんしろ!!!

お前らが襲われる光景がありありと浮かんだわ!!

 

事実、インドミナス・レックスを見つけることに成功しますが、こいつとラプトルが会話のようなものを行ったのち、人間たちに牙を向きます。

というか、そもそも捜索以前にそれまでほとんど懐いていなかったラプトルが、このときだけ従順になるとかおかしくない?

オーウェンですら襲われかけたのに、なんでインドミナス・レックスを探す前に同行していた隊員に真っ先に襲い掛かったりしなかったの?

これがご都合主義ってやつか……(二次創作ではありきたりだから慣れてる)

 

その後もなぜかオーウェンと心が通じ合ってるようなシーンとか差し込まれ、挙句の果てにはオーウェンとともにインドミナス・レックスに立ち向かうんですよ。

 

 

なんでそうなったの?

 

 

でもここは絆ができてたと勝手に想像して納得。よかったよかった(棒読み)

あとはインドミナス・レックスを倒すだけ!

しかし、ラプトルとオーウェンではどうにもなりません。

そこでクレアがこのパークにいる最強の恐竜(インドミナス・レックスを除く)をこいつにぶつけることを思いつきます。

まさに博打!

その博打に勝ったクレア!

ティラノサウルス対インドミナス・レックス。古代最強種対ハイブリッド最強種。

そこにラプトルも加わって大乱闘。

なぜかラプトルがティラノサウルスをサポートしながら戦う展開に。よくお前はティラノサウルスに襲われなかったな!!

互いに傷を負いながら戦い続ける2頭の恐竜。ここはかなり迫力ありました!

 

しかし、幕切れはあっけなく、ティラノサウルスに吹き飛ばされたインドミナス・レックスが湖につながるフェンスに激突し、その瞬間湖の中から出て来たモササウルスが湖へと引きずり込んでいきました。

陸最強ではあっても水の中ではどうしようもないでしょう。

ティラノサウルスは棚ボタな勝利に歓喜の一鳴き、ラプトルを襲うことなくその場を去っていきます。

そして、ラプトルもオーウェンを一度見つめた後森の中へと姿を消します。

夜は明け、観光客は島から脱出。エンディングへ。

 

良い所をあげるなら迫力が凄かった(まとめ) 

ツッコミどころ満点で、凄かったのは恐竜の迫力くらいでしょうか。

見終わった感想としては「バケモノの子」見た方がよかったかなといった感じです。

バケモノの子」を見ていないので、もし見比べたら「ジュラシックワールド」に軍配があがるかもしれませんが、この内容だと「バケモノの子」のほうが面白かったんじゃないかと予測。

5点満点で3点。迫力を楽しむためにも映画館で見るのがいいですが、絶対見た方がいいとは言えません。

あくまで僕個人の感想なので参考程度に。

と言っても、ここまで読んでくださった方にはあらかたネタバレしてしまったわけですが……

 

思い出って美化されると言いますけど、「ジュラシックパーク」で感じた衝撃をまた味わえると期待しすぎたのかもしれません。

 

それと「ジュラシックパーク」のときから思ってたけど、翼竜って海を渡ってきたりしないんですかね?

大型の翼竜だと最長で1万6千kmも飛行できるらしいんですが……しかもこれは控えめに言った数字であるとか。

これが本当なら大陸間の移動なんて楽勝です(地球半周が約2万km)。

でも一方で大きすぎて飛び立てなかったという説もあるらしいです。

しかし、今回登場していた翼竜はしっかり飛んでいましたし、1万6千kmは無理としてもその半分は飛行可能と仮定した場合、日本の北海道から沖縄まで(約3千km)を往復できちゃいますよね?

今回もそれが気になりました。

 

あと、この「ジュラシックシリーズ」って「ターミネーター」のようにまだまだ続編が作られるかもしれません(今でも十分続いていますが)。

今回のハイブリット恐竜を生み出した研究者ヘンリー・ウー(B・D・ウォン)はまんまと島を脱出して、その後の安否がわからなくなっていましたし、加えて彼は1作目の「ジュラシックパーク」にも登場していたようです。

人間はどれほどの惨事を起こしても、また同じことを繰り返してしまうというメッセージがこの映画には込められているのかもしれませんね。

 

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